Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
緑内障は40歳以上の5%と罹患率が高く、本邦の成人中途失明者原因第一位の眼疾患である 。これまでのiPS細胞由来RGC(iPS-RGC)を用いた視覚再建の基礎研究では、移植細胞の眼内生着率が低く、レシピエントとシナプス形成が不十分であり、さらに脳視覚野への投射が限局的など、活路が見出せていない。この挑戦的なプロジェクトを遂行するために、本萌芽研究では (1)培養下でiPS-RGCシートの作成、(2)生着率の向上とシナプス形成、(3)トポグラフィーを維持した中枢への軸索投射、これらを制御する技術創出を目指す。