Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究では、応募者が独自に開発した革新的皮内透析プローブを用いて、ヒト皮膚におけるレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系 (RAAS) が熱放散反応に及ぼす影響を解明する。得られた結果から、将来的に皮膚RAASをターゲットとした処方薬・塗り薬による革新的熱中症予防法が開発されると期待される。さらに、応募者の研究より①RAASがヒト皮膚にも存在すること、②ヒト皮膚がホルモンを分泌する内分泌器官であることが実証されると考えられ、これまでのRAASや内分泌器官の概念を大きく変化させる可能性がある。