Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
近年健康志向も相まって運動は幅広く行われる。一方運動実施困難な損傷後のリハビリテーション時には神経筋電気刺激(NMES)が運動の代替として利用される。ただしNMESによる筋収縮は例えば収縮時に疼痛が発生するなど身体活動における骨格筋収縮との相違点が多い。光遺伝学は光に応答するタンパクを組織に遺伝子導入し光照射によってその機能を活性化させる方法である。骨格筋では光照射によって筋収縮を惹起させる試みは既になされているが、光の透過性によりすべての筋線維を収縮させるに至っていない。本研究の目的は光遺伝学を用いた新たな筋収縮法の開発により通常の身体活動における筋収縮に近いモデルを確立することにある。