Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
Zn合金、純Znの試験片を、リン酸カルシウム過飽和溶液に浸漬し、Zn含有CaP薄膜を形成する。溶液のpHとイオン組成、反応時間が薄膜の結晶相、膜厚、Zn含有量、基板-薄膜界面のナノ構造に及ぼす影響を明らかにする。基板表面におけるアパタイト形成能、材料の分解劣化挙動ならびにZn徐放性を調べるため、材料の分解劣化およびZnの徐放によるイオン濃度変化、pH変化を調べる。アノード分極測定と電気化学インピーダンス測定により腐食分解挙動を評価する。基板表面における細胞生存性および増殖・分化挙動を調べる。骨のコラーゲン産生度を調べるとともに、抗菌性を評価する。