Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究は,1980 年代以降の東京23区を対象に,学生居住地の縮小プロセスの解明を目指す.具体的には,①人口移動,②土地利用変化,③学生の社会経済的条件,の3つの観点から分析する.①では,大都市圏-地方圏間の人口移動及び対象地域の人口動態を整理する.②では,地理情報システム(GIS)を活用し,対象地域の土地利用変化に迫る.③では,統計資料から学生の社会経済的条件の変化と居住地選択の関係を追う.以上を踏まえ,学生居住地の縮小を,居住地域構造のモデルや都市地理学の概念から考察する.