Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究は、日本における特殊詐欺に関して、SNS等の利用を軸に、実行犯勧誘の現状を解明するものである。具体的には、①都道府県警察の協力の下、被疑者の心理的特性、犯行に至る動機、犯行に用いた通信手段、SNS利用の有無等を抽出し、その特徴を定性的に分析するとともに、②インターネット世論調査により、個人の属性やSNS利用頻度等と、いわゆる「闇バイト」情報への惹きつけられやすさの関係や応募の意思決定過程を定量的に分析する。