Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究では、2022年4月以降の(内外の金融政策の相違から生じた金利差を主因とする)継続的で大幅な円安局面における日本の製造業企業の為替エクスポージャーについて、企業レベルデータを用いて分析する。特に、上記の継続的な自国通貨減価局面において、近年日本企業が、海外企業買収やグリーンフィールド投資を手段として進めてきた、生産・販売拠点の地域的多角化が、継続的円安下における企業の利益や為替エクスポージャーにどのような影響を与えたのかに着目する。