Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
2024年元日に発生した能登半島地震によって、石川県志賀町では多大な被害が生じ、災害関連死や災害関連疾患の予防やケアが喫緊の課題となっている。本研究は、金沢大学・志賀町健康づくり班のスーパー予防医学検診で、被災前に行ったコホート研究の成果を基礎として、レジリエンスやソーシャルキャピタルが、被災後の精神的健康にどのように影響しているのかを、疫学的な縦断解析によって明らかにする。その成果は、中高年の震災関連精神疾患の予防法の開発等に寄与することが期待される。