Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
トポロジカル物質はバルクエッジ対応と呼ばれる原理から物質内部(バルク)の幾何学的性質に由来する局在状態(エッジ状態)を持つ物質である。しかしながら、非線形効果がバルクエッジ対応に与える影響は明らかとなっていない。本研究では、非線形な系におけるバルクエッジ対応の成立条件を明らかにすることで、光や流体などの非線形系に適用可能なトポロジカルデバイスの設計原理の構築を目指す。特に、非線形性を用いてトポロジカルな性質を柔軟に制御する低散逸デバイスの提案を目標とする。