Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
水素化マグネシウム(MgH2)は高容量の水素貯蔵が可能な材料である。一方で、タンクに充填すると水素吸蔵/放出時には放熱/熱供給が重要となり、熱伝導率の低い粉体では固体の伝熱で不利となる。申請者はMgH2粒子膜に高/低温の水素を流通して対流伝熱で熱制御し、水素を放出/吸蔵させるプロセスを提案した。本研究では、MgH2粒子膜作製プロセスの開発と水素吸蔵プロセスの実証やMgH2タンク-固体酸化物形燃料電池システムの提案と有効性の検証を行う。