Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
駆動力として熱対流や熱泳動等をも利用する光熱マニピュレーションでは熱を発生させるため、レーザー照射で発熱する光発熱源や、分散媒となる液体自体に共鳴する波長の中赤外レーザー光が用いられてきた。本研究の目的は、光ファイバから出射された分散質・分散媒の両方に対して非共鳴波長のレーザー光により駆動されるサブcmレベルの超マクロな「長距離光誘起集合」の機構を下・横方向からの同時観察による3次元イメージング用光学系を構築し、光物理と流体力学の融合により解明することである。さらに、走査よる大面積化の機構解明や、生サンプルへの応用を目指し、材料工学や生化学分析等におけるブレークスルーの基礎構築にも展開する。