Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
メタンに代表される低炭素アルカンのアップグレーディングプロセスでは、反応物の分子構造が安定で活性化が難しいため、高温(700℃以上)で反応が行われることが多い。高温反応による炭素の析出や触媒の失活の問題は、触媒の工業的応用を制限する重要な制約要因である。本研究では、多元素置換と階層的細孔構造により、触媒担体の格子酸素放出能と炭素除去能を向上させ、耐久性の高い革新的な触媒を開発する。