Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
細胞質シャペロニン(CCT)は、タンパク質のフォールディングを補助する分子シャペロンで、8つのサブユニットからなるリングが2つ積み重なった構造をとる。CCTが正常な機能を発揮するためには、サブユニットが正しく集合(アセンブリー)する必要があるが、その機構は発見から約30年が経過した現在もほとんど未解明である。本研究では、CCTのアセンブリー過程が特異的なタンパク質分子によって仲介される可能性について検討する。