Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
サルコペニアは、加齢以外に特定の原因がないにもかかわらず、骨格筋量と筋力の低下を特徴とする疾患であり、生活の質を低下させ、罹患率や死亡率を増加させる。病態メカニズムはまだ解明されておらず、治療法の開発が望まれる。 申請者は、神経筋接合部異常について研究を開始し、現在老化制御に関連があると考えられる核膜タンパク質群LINC複合体に着目している。そして本研究では、「SUN1/2の発現変化による神経筋接合部再生が、サルコペニア治療に寄与するかどうかを動物モデルで証明すること」を目的とする。