Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
髄膜腫は女性例が圧倒的に多いが、性差の背景因子は未解明である。近年、髄膜腫においても網羅的遺伝子解析研究が盛んに行われているが、男性髄膜腫と女性髄膜腫の違いを遺伝子異常の観点から検討した研究はこれまでにない。我々は、性染色体異常が髄膜腫の成因に関わっている可能性が高いと考え、男性髄膜腫と女性髄膜腫を性染色体コピー数異常の観点から究明する本研究を立案した。具体的には、髄膜腫を「XY髄膜腫、XO髄膜腫、XX髄膜腫」の三群に分け、それぞれの背景遺伝子異常、臨床病理学的検討を行う。性染色体異常に着目した髄膜腫のゲノム病理学的研究により、性差を踏まえた個別化医療につながる基礎的知見を得る。