Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
我々は、風疹ウイルス感染によりヒト細胞でオートファジーが亢進することを明らかにし、その分子機構を解析してきた(2022-2024年日本薬学会)。昨年、我々はウイルスのCapsidタンパク質がオートファジー亢進のトリガーとなることを見出した。さらに、Capsidが選択的なオートファジーを司るp62/SQSTM1(p62)と相互作用することを見出した。本研究はp62-Capsidの相互作用を起点として、風疹ウイルス複製にオートファジーがどのような意味を持つのかを明らかにする。