Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
前立腺がん患者がBRCA1/2変異を有する場合はPARP阻害剤への良好な治療効果が認められる。しかし、遺伝子変異を有する患者は全患者の約8%程度であり、対象症例は非常に限定的である。本研究課題の目的は、約20000遺伝子対象のCRISPRスクリーニングの結果を再解析して、PARP阻害薬と合成致死を誘導できる新規のDruggable遺伝子を発見する事で、遺伝子変異の有無に関わらずすべての前立腺がん患者がPARP阻害薬の治療を享受ようにする事である。