Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Outline of Research at the Start |
染色体不安定性は固形がんの約90%に共通する表現型であり、染色体不安定性から生じる染色体異数性はがん遺伝子やがん抑制遺伝子のコピー数の増減を介して、正常細胞のがん化やがんの増悪に関与すると考えられている(Ben-David U, et al., Nat. Rev. Genet., 2020)。一方で、がんと染色体不安定性に関連する分子論は現象論としての一般性とは大きく乖離しており、更なる知見の蓄積が希求されている。そこで、本研究では種々のがん細胞株から多倍体株を樹立・マルチオミックスによる網羅的な解析を実施することで、がん種横断的な染色体不安定性がもたらす腫瘍増悪の分子機序の解明を目的とする。
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