Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
呼吸不全の病態の一つである低酸素血症を引き起こす原因に右左シャントの存在がある.右左シャントの画像診断には放射性医薬品を用いた肺血流シンチグラフィで全身像を追加撮像し肺と全身の集積の比率からシャント率を算出する手法が一般的であるが,検査時間が延長し,患者の負担が増加する.本研究では,肺血流シンチグラフィにおける定量指標を用いた右左シャントの画像診断法の考案および測定誤差の要因を解明することで,右左シャントの有無の画像診断精度の向上を図り臨床への有用性を明らかにすることである.