Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
皮膚において脂質は皮膚バリアや免疫応答を担う重要な分子であり、その代謝の乱れは種々の皮膚疾患へと繋がる。本研究では、指定難病である全身性強皮症の病態と遺伝子発現の間に強い相関が見られ、かつ皮膚における機能が未解明の脂質代謝酵素について、遺伝子改変マウスとリピドミクスを基盤に各酵素の代謝産物の機能を解明し、本脂質代謝を応用した強皮症の予防・治療・診断のための分子基盤を構する。