Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
難治性上腕骨外側上顆炎は長期にわたって労働者の就労を妨げ、患者・企業・国家に多額の経済損失をもたらす。従来の治療用装具であるコックアップスプリントは手関節の可動性を損なうために労働者の治療コンプライアンスが悪い。研究代表者は手関節背屈筋群の機能を代替する新しい治療用装具(Dynamic orthosis for lateral epicondylitis: DOLE)を開発した。DOLEは就労と治療の両立を可能とることで労働者の治療コンプライアンスを高め、成績を向上させることが期待される。本研究では従来型装具の治療成績を比較し、上腕骨外側上顆炎治療におけるDOLEの有効性を明らかにする。