Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
性成熟期の女性は月経周期に伴う心身の変調、つまり月経随伴症状を経験しているといわれており、有効な対処行動は普段から症状を把握することである。しかし、月経随伴症状は主観的評価による方法が主流であり、症状を正確に把握するためには、日々の月経随伴症状を客観的に評価する方法が必要である。そこで、本研究は性成熟期女性が経験する月経随伴症状と日常生活の自由行動下における自律神経活動との関連を明らかにすることを目的とする。女性が自身の月経随伴症状を適切に理解する健康管理のために、自律神経活動の特徴を用いた月経随伴症状の客観的評価の新たなアルゴリズムの構築を目指す。