Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
慢性疼痛は、集中治療後の長期に渡り患者の日常生活を妨げ、患者のQOLを損なう重要な課題である。しかし、集中治療後の慢性疼痛については、これまで多くの疫学調査が行われているが、その予防法の確立は困難を極めている。そのため今後も慢性疼痛患者は一定数発生することが見込まれ、患者は発症した慢性疼痛に対処することが求められる。よって、集中治療後の患者の慢性疼痛への対処戦略とその支援の確立が求められている。本研究では、集中治療後の患者の慢性疼痛への対処戦略と対処過程を明らかにし、これまで示されなかった慢性疼痛への最適な対処戦略および支援を可視化することで、これらの課題の解決を目指す。