Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究は、第1子乳児をもつ母親の「育児ストレスによって消費された心理社会的資源を元の水準にリカバリーさせるための行動(=育児リカバリー経験)」を因子分析によって明らかにし、「第1子乳児をもつ母親の育児リカバリー経験尺度」を開発、標準化することを目的とする。母親の「育児リカバリー経験」を可視化することで、周囲の支援者や家族、母親本人が育児リカバリー経験の状況を把握できるようにする。意図的に育児リカバリー経験を得ることで、育児ストレスの増強を予防する包括的・効果的な育児支援方法の検討を行い、新たなアプローチ方法の一助とするものである。