Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
高血圧は循環器病の最大の危険因子であり、小児期高血圧は成人本態性高血圧への移行や合併症(臓器障害)が問題視されている。しかし、小児血圧の実態や関連要因は国内外問わずエビデンスが乏しく、成人以降の臓器障害発症リスクに基づいた基準値も明らかになっていない。本研究では、小児血圧に特化した検診を行い、児童・思春期の診察室・家庭血圧の実態と小児の生活習慣・精神発達との関連を明らかにし、高血圧予防のための保健指導による支援方法のエビデンス創出を目指す。