| Project/Area Number |
24K23803
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
0909:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
|
| Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
小池 萌 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (71000064)
|
| Project Period (FY) |
2024-07-31 – 2026-03-31
|
| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
| Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
| Keywords | α-klotho / 成長 / GH |
| Outline of Research at the Start |
高齢化社会において慢性疾患による患者数の増加や医療費の高騰が社会問題であり、健康長寿社会実現のための予防法確立が求められている。成長ホルモン(GH)は全てのライフステージで生体代謝に関係する重要なホルモンであり、GH作用不足は全身に様々な代謝異常を引き起こす。しかしながら、GH作用不足に関与する因子は不明であり、予防法は確立されていない。申請者はこれまで、GH抵抗性にa-klothoが関与する可能性を見出してきた。本研究ではa-klothoのGH作用における詳細な関与機序を解明し、GH抵抗性に及ぼす影響を明らかにする。さらにGH作用不足に対する新たな栄養学的介入法の開発を目指す。
|
| Outline of Annual Research Achievements |
高齢化社会において慢性疾患による患者数の増加や医療費の高騰が社会問題であり、健康長寿社会実現のための予防法確立が求められている。成長ホルモン(GH)は成長期の成長や発育に影響を及ぼすだけではなく、全てのライフステージで生体代謝に関係する重要なホルモンであり、GH作用不足は全身に様々な代謝異常を引き起こす。しかしながら、GH作用不足に関与する因子は不明であり、予防法は確立されていない。近年、GHの作用は抗老化因子として知られるα-klothoタンパク質と関与することが報告され、研究代表者はGHが腎臓に作用してα-klothoタンパク質発現を増加させ、GH抵抗性にα-klothoが関与する可能性を見出してきた。本研究ではα-klothoのGH作用における詳細な関与機序を解明し、GH抵抗性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。さらにα-klotho発現を誘導する栄養素の探索を行いGH作用不足に対する新たな栄養学的介入法の開発を目指した。 令和6年度では、 1)α-klotho発現を誘導する栄養素の探索を行い、野生型マウスにおいて低リン食および亜鉛食が腎臓α-klothoタンパク質発現を誘導することを明らかにした。2)小児腎臓病モデルマウスを用いてα-klothoが小児腎臓病におけるGH抵抗性に及ぼす影響を検討した。小児腎臓病モデルマウスにおいて、亜鉛通常食飼育群と比較して亜鉛添加食飼育群では、GH投与により腎臓α-klothoタンパク質発現が有意に増加し、成長曲線が正常マウス群と同程度まで回復することが明らかになり、亜鉛を介したα-klotho発現の増加はGH抵抗性治療に効果的である可能性が示唆された。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和6年度の計画通り、α-klotho発現を誘導する栄養素の探索を行った。小児マウスで成長を阻害することなく亜鉛添加食はα-klotho発現を誘導することを明らかにした。次にα-klothoが小児腎臓病におけるGH抵抗性に及ぼす影響を検討した。小児腎臓病モデルマウスにおいて、亜鉛通常食飼育群と比較して亜鉛添加食飼育群では、GH投与により腎臓α-klothoタンパク質発現が有意に増加し、成長曲線が正常マウス群と同程度まで回復することを確認したことから、全体計画の大幅な変更は必要なく、おおむね順調に推移していると判断した。
|
| Strategy for Future Research Activity |
in vivo, in vitoroにおいてα-klothoがGH作用に関与する詳細なメカニズムを明らかにする。これまでα-klothoのGH作用における関与機序の一部は明らかになったが、IGF1シグナル依存経路やα-klothoの直接的なGH様作用経路への関与は検討できていない。今後はそれらの経路にあわせて、GH下流シグナルのリン酸化検討を行いα-klothoのGH作用における関与機序を詳細に明らかにする。
|