Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
適度な運動負荷(有酸素運動と無酸素運動)は、精神疾患の予防・改善効果を有している。一方で、過剰な運動負荷は、競技におけるパフォーマンスの低下、オーバートレーニング症候群によるうつ病の発症が問題になっている。そのため、運動負荷と脳機能の関連性を明らかにし、オーバートレーニング症候群の早期発見・予防方法を開発することが重要である。しかし、妥当性の高いオーバートレーニング症候群のマウスモデルは存在しない。そこで申請者は、オペラント条件付けを用い、マウス自ら過剰な運動負荷に依存する「オーバートレーニング症候群マウスモデル」を開発し、そのマウスの特徴を明らかにする。