Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
幅広い運動能力の人々が、簡単に実力差を埋めて伯仲したスポーツを楽しめれば、スポーツ参加人口の拡大に貢献すると期待される。そして現在、地道なトレーニングを経ずに高い運動パフォーマンスを獲得する方法として、アシストスーツや筋電気刺激が提案されている。一方で、これらは運動を直接誘導するため、意図に反した運動を強制し、自分が運動を制御しているという感覚の喪失や転倒等の事故の危険性を伴う。そこで本研究では、運動を直接誘導せずに運動パフォーマンスを向上させる方法として、腱への電気刺激を利用して筋肉が力を発揮しやすい状態に調整し、瞬発力を高めるアプローチを提案する。