Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
本研究が対象とするニシキウズガイ上科は,殻径20 cmを超えるヤコウガイから,1 mm未満の微小種までを含む海棲巻貝の一群である.本上科において,体サイズの微小化は少なくとも3つの系統で独立に生じ,類似した単純な軟体と殻が平行獲得されてきたことがわかっている.これら多系統の微小種3種と近縁中大型種のゲノム比較により,動物の微小化における遺伝的基盤の解明をめざす。