Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
果樹園における剪定作業用電動ロボットの研究・開発を実施する。剪定作業はブドウの徒長防止や生育の安定化のために不要な枝を切り落とす作業である。剪定する枝の判別に経験を要するだけでなく、慣行手法では手作業で行っていることから作業の自動化による恩恵は計り知れない。本研究で供試するEVロボットは、ゴルフカートを基盤とした車両にロボットアームを搭載し専用のロボットハンドを装着した構成としている。車両とロボットアームに対してそれぞれ自律走行機能と自律作業機能を与えることによって一連の剪定作業を自動化する。