Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
現在の学校現場で、不登校や貧困、新しい教育課程での学びなど、子どもが直面する課題は複雑で多様である。これらの対応は教員だけでは難しいため、カウンセラーやALT、特別支援教育支援員など多様な専門性を持つ職員が協働することが推進されている。このことから、学校内外の職員が協働する「チームとしての学校」を実現する必要がある。ただ、職種や専門の異なる職員で構成されたチームにおいて、共通理解を形成する難しさが課題となっている。そのため、多職種間で共通理解を築きながら協働することに貢献できる意思決定法を構築・運用し、その効果を解明する研究を行う。