Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
本研究課題を要約すると,空中超音波による軽量物体を操作する手法の確立と,それを用いたインタフェース開発である.具体的には,空中超音波を用いて装置から離れた位置に力を提示し,平面上や空中で物体を操作する研究を実施する.本研究は装置として空中超音波フェーズドアレイを用い,メッシュを張った平面上あるいは空中で,空気を介した非接触力により剛体の位置や回転を制御するといった,基礎的な操作手法の確立を目指す.加えて食品等の非接触操作や,模型の自律的移動など,応用となるインタフェースを提案する.なお利用できる装置の出力の関係上,対象の重量は数グラムを上限とし検証を行う.