Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2025: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Outline of Research at the Start |
重力波検出器において, レーザー干渉計を構成する鏡は多段振り子型の防振懸架装置で吊られており, 特に神岡地下に建設されたKAGRAでは懸架装置を極低温まで冷却する。 しかし, 防振懸架装置の制御に際して混入するセンサ由来の雑音が検出器の低周波領域の感度を制限してしまう。 そこで, センサ雑音の影響を低減する防振懸架装置の制御手法および雑音の小さい低温センサの開発を行う。これにより防振懸架装置の制御雑音を低減して検出器の低周波感度を向上し重力波を検出すること, そして次世代重力波検出器に向けてその有用性を示すことが本研究の目的である。
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