Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
過去20万年間を対象として,気候や海水準の変化に応答して,河川地形がいつ・どのように発達してきたのかを解明する.具体的には,河川堆積物の堆積年代を取得した上で,砕屑物供給量と掃流力の時代変化を定量的に明らかにし,地形変化の要因を体系的に解明する.以上を複数の河川流域を対象に研究することにより,一般的な知見を獲得する.そして,植生の変化や古気候の復元といった近年の情報も組み込み,河川システムの変化とそれに伴う地形発達の新たなモデル構築を目指す.