Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
活動銀河核(AGN)ジェット中の粒子の組成は、超高エネルギー宇宙線へのAGNジェットの寄与を考える上で重要である。本研究の目的は、AGNジェットから放射されるMeVガンマ線偏光を捉え、AGNジェット中の粒子組成を測定し、超高エネルギー宇宙線へのAGNジェットの寄与を見積もることである。そのために、本研究では現在開発中の液体アルゴン放射線検出器GRAMSのプロトタイプでの気球観測を行い、得られたデータを用いてAGNからのMeVガンマ線偏光の解析を行う。