Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
本研究では、経皮電気刺激を用いた下肢の感覚提示・運動誘発インターフェースを実現する。まず、経皮電気刺激により、腱を刺激して力覚を生起させたり、神経束を刺激して触覚を提示したり、筋を刺激して運動を誘発したりする手法について調査する。続いて、有限要素法のシミュレーションを用いて、下肢において複雑な配置をなしている神経束、筋、腱などの組織を独立かつ高効率で刺激することのできる電極配置手法を探索する。最後に、これらの研究により得られた複合的な電気刺激手法の知見をもとに、経皮電気刺激を用いた下肢への感覚提示・運動誘発インターフェースを実現する。