拮抗薬結合型GPCRの構造を迅速に決定する汎用的手法の開発

• Project/Area Number: 24KJ0981
• Research Category: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 国内
• Review Section: Basic Section 43020:Structural biochemistry-related
• Research Institution: The University of Tokyo
• Principal Investigator: 小島 朝翔 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特別研究員(DC1)
• Project Period (FY): 2024-04-23 – 2027-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2024)
• Budget Amount: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000); Fiscal Year 2026: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000); Fiscal Year 2025: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000); Fiscal Year 2024: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)

Outline of Research at the Start

Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は承認済み医薬品の30%が標的とするなど薬剤標的としての重要性が高い。GPCRに対する作動薬や拮抗薬の詳細な作用理解及び合理的な薬剤開発において、GPCRの立体構造解析は強力な情報を与える。近年、クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析の技術革新により、GPCRを構造決定することの難易度は急速に下がってきている。しかし依然として課題は残されており、GPCRのサイズの小ささと構造的特徴の少なさに由来して、拮抗薬結合型のGPCRの構造決定はいまだに困難である。そこで本研究では、拮抗薬結合型GPCRの構造を迅速に決定する汎用的手法を開発する。