Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
固体微粒子を含む液体(インクやスラリーなど)を塗って乾かすと、塗膜は液体から固体へと相変化する。塗膜が固体的になると、膜の変形や亀裂破壊などが起こる。では、塗膜の固体化はいつ、何をきっかけに起こるのか。本研究では、塗膜周りの気体の圧力を操作することで、乾燥途中の塗膜を非接触に破壊する。「出来かけ」の粒子膜の壊れ方から、自発的な乾燥破壊の前段階における塗膜固体化の動的理解を目指す。