親族経営主体による公共輸送インフラの構築：ラオスのバス事業者の生業と実践

• Project/Area Number: 24KJ1396
• Research Category: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 国内
• Review Section: Basic Section 80010:Area studies-related
• Research Institution: Kyoto University
• Principal Investigator: 三宅 千夏 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特別研究員(DC2)
• Project Period (FY): 2024-04-23 – 2026-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2024)
• Budget Amount: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000); Fiscal Year 2025: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000); Fiscal Year 2024: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)

Outline of Research at the Start

本研究の目的は、ラオスの長距離バス事業者たちの家族や親族、インフォーマルな事業者間の関係性とそれによって成り立つ事業運営の実態を明らかにすることである。2024年4月から2025年8月にかけて現地において参与観察・インタビュー調査を実施する。そうして得られたデータを民族誌的に記述し、ラオスの自営業者たちの関係性の中に埋め込まれた経済行為と、非制度的な実践によって成り立つラオス社会の一側面を明らかにする。