Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
間質反応は、胃がん、大腸がん、膵がんなど多くの悪性度の高いがんに共通して見られる形質である。特にスキルス胃がんは、間質リッチでしばしば腹膜播種をきたす高悪性度の難治性がんであり、間質反応の制御機構の解明は重要な課題である。本研究では、マトリセルラー蛋白THBS1に着目し、間質リッチの高悪性度胃がんにおいて、間質のTHBS1によるがん促進機構の解明とその標的化による治療抵抗性の改善について検討する。