Project/Area Number |
24KJ1437
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 01050:Aesthetics and art studies-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
神田 育也 京都大学, 人間・環境学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2024-04-23 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2025: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2024: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Outline of Research at the Start |
本研究では、イタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニが映画の作者を主張するために取っていた「パフォーマンス」に着目することで、それがいかに監督のイメージや映画の意味自体を改変することになったのかを、映画研究における「作家主義」の文脈から考察する。自己出演・生成過程・メディアを通じ、監督が自身を作者として演出する行為は、従来の作家主義で指摘されてきた「ロマン主義的作者」や「非実体化された作者」とは異なる作者のありようであり、本研究は、この映画における作者概念の「構築プロセス」こそが、作家主義に新たな視座をもたらし得ると仮定して調査を進める。
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