Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
生活習慣病対策において、嗜好品は健康に悪影響を及ぼすものとして論じられることが多い。しかし、嗜好品は個人や共同体のアイデンティティや社会的つながりを形成し、健康への総合的な影響を持つ可能性がある。そこで本研究では、パラオにおける嗜好品の利用がどのようにウェルビーイングを実現させてきたか明らかにすることを目的とする。これにより、グローバルな健康観とは異なるウェルビーイングのあり方を提供し、より包括的な健康政策の策定に資することを目指す。