Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
蛍光ナノダイヤモンドは、量子センサや単一光子源としての応用が期待されているが、純度が低く、選別が不可欠であった。本研究では、その選別手法として光マニピュレーション技術に注目した。特に、発光現象により生じる力を利用した新しい選別手法を開拓する。吸収や散乱を利用した従来の光マニピュレーションでは達成できない桁違いに大きな力を生じさせる、特定の線幅にある発光体のみを光により引き寄せるといった、より実用的な新奇の分離濃縮技術の実験実証を行う。