Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
アメリカでは気候変動によって森林火災のリスクが高まっている。また、森林火災は大気汚染の主な原因であると言われており、大気環境に与える影響が懸念されている。しかしながら、森林火災は様々な人為的要因によって引き起こされており、観察研究で森林火災の因果効果を識別することは困難である。本研究では、自然実験的手法によってアメリカにおける森林火災が大気汚染と出生時の健康に与える影響を実証する。森林火災が環境、社会に与える影響を明らかにして、森林火災の問題に対する政策的含意を得ることを目的とする。