Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
変形性膝関節症は軟骨欠損を伴う退行変性疾患であり、その発症・進行には集積的な力学負荷が関与すると考えられている。しかしながら、現在に至るまで、その発症率は増加傾向にあり、予防法の確立には至っていない。問題の根底は、関節内の状態を考慮した検討がされていないことにある。本研究では、関節内の状態を把握することが可能である超音波エコーを用いて、関節内の状態を含めた検討を行うことで、新たな変形性膝関節症予防法の基盤構築を試みる。