Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
映像・音声メディアが人々の社会活動を支えているように,物理的触れ合い(インタラクション)において生じる力を情報化して授受や保存・再現を行うことは新たなコミュニケーション手段の確立に繋がると考えられる。本研究では,ロボット・人間・周囲環境間のインタラクションの観点から,[1]機械要素・通信システム介在の影響を低減する制御系の設計[2]力覚情報の授受や保存・再現に適した情報通信プロトコルの提案[3]人間の動作情報を取得・呈示するロボットシステムのハードウェア実装に大別した研究課題を遂行し,人間の創造活動を空間方向(遠隔操作)と時間方向(動作の保存・再現)に拡張する技術基盤の確立を目指す。