Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
アルミニウム巻線は,銅巻線より軽量であるが電気伝導率が低く,巻線損失を増加させるがスロット巻線占積率を向上させることで巻線抵抗を低減し,巻線損失を低減できる。一方で,スロット巻線占積率が高い巻線は高周波数領域での巻線交流損の増加で効率を低下させる。そのため,高周波数領域での巻線交流損の低減が求められている。本研究の目的は,アルミニウム巻線を用いた高スロット巻線占積率モータにおける交流損発生原因の理論的解明および理論を用いて提案するコイル形状による損失低減の実証をすることである。