Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
筋電義手は応答速度が速い反面、その問題の1つとして長時間使用した際、汗や蒸れなどによる皮膚インピーダンスの変化により識別率が低下してしまう問題が挙げられる。本研究ではこの問題の解決のため、皮膚上で測定できる振動データで、皮膚インピーダンスの影響を受けない筋音を筋電と併用して動作分類を行う。筋音を用いて分類モデルの評価を行い、筋電の分類モデルの調整を繰り返すことで皮膚インピーダンスの変化による識別率の低下を補償し、識別率を高精度に保つ分類モデルの開発を行う。