| Project/Area Number |
24KK0034
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| Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (International Collaborative Research)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Medium-sized Section 7:Economics, business administration, and related fields
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| Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
山田 克宣 近畿大学, 経済学部, 教授 (80533603)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅澤 翔之助 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (50782380)
稲葉 美里 近畿大学, 経済学部, 准教授 (70793975)
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| Project Period (FY) |
2024-09-09 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥20,800,000 (Direct Cost: ¥16,000,000、Indirect Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2026: ¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2025: ¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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| Keywords | アンケート調査 / 信頼性 / 再現性 / ランダム化比較試験 / 因果推論 / 測定誤差 |
| Outline of Research at the Start |
近年社会調査(アンケート調査)のデータから生まれる研究成果の信頼性や再現性について強い懐疑の目が向けられている。この現状を打破するために、本研究課題ではこれまでアドホックに作成されていたアンケート調査の調査票について、最適に構成するための客観的な要件について知見を蓄積する。この目的のため、本研究課題では、調査票の特徴量と、得られるデータの質の関係を分析するために独自アンケート調査をランダム化比較試験の枠組みで行う。調査票のデザインについての評価方法やスタンダードを形成した上でアカデミア一般にフィードバックし、アンケート調査一般の信頼性を高めることに資する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
近年社会調査(アンケート調査)のデータから生まれる研究成果の信頼性や再現性について強い懐疑の目が向けられている。この現状を打破するために、本研究課題ではこれまでアドホックに作成されていたアンケート調査の調査票について、最適に構成するための客観的な要件について知見を蓄積する。この目的のため、本研究課題では、調査票の特徴量と、得られるデータの質の関係を分析するために独自アンケート調査をランダム化比較試験の枠組みで行う。調査票のデザインについての評価方法やスタンダードを形成した上でアカデミア一般にフィードバックし、アンケート調査一般の信頼性を高めることに資する。 本研究の分析手法は上述の通り決定していたが、実施するアンケート調査の内容は未定であった。そこで本年度は、内容の選定について研究グループで討議した。その結果、本研究では主に行政機関に勤務する公務員や米国の一般被験者を対象とし、コンプライアンスを守る意識と、意識向上のためのルール作りに関するアンケート調査を行い、その中で最適な調査票のデザインについて考察することとした。完製談合や公務員の汚職は日米問わず現在も継続的に発生しており、大きな社会的損失をもたらしている。この社会問題に対する意識調査と、是正のための方策を当事者から意見聴取することには大きな意義があるといえる。しかし、扱うテーマがセンシティブであるため、慎重に検討された調査票のデザインでなければ回答者からの正直な回答は得られないであろう。以上の内容の調査を行うため、離散選択実験を含む調査票の雛形を作成した上で、回答データを分析するための条件付きロジットモデルの拡張を行い、解析プログラムを実装した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は、未決であったアンケート調査の内容の選定が完了し、調査票の作成と既存研究より拡張されたデータ分析手法の開発と実装を行うという進捗を達成することができた。 一方で、国際共同研究加速資金の主要な資金使途である在外研究についてはいくつかの理由で実施することができなかった。まず、主たる共同研究者であるPerez-Truglia教授がUC BerkeleyからUCLA校に移籍されたため、ホスト側の受け入れ環境が十分ではなくなった。また、LAが大火に見舞われたことで、Perez-Truglia教授の一般的な生活環境が困難な状況にあった。以上の事情により、在外研究を実施することができなかった。本年度で研究の準備が整い、次年度における共同研究者の訪日、日本側研究者の訪米計画も具体的に決定したことから、次年度には計画通り研究を実施可能である。
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| Strategy for Future Research Activity |
次年度における研究計画は以下のとおりである。まず2025年度7月にPerez-Truglia教授が訪日し、これまで行った調査の確認と必要であれば拡張を行う。また、研究代表者の山田と継続して行っている社会効用のアンケート調査研究についても論文化を行う予定である。 次に研究代表者の山田が2025年度の9月から11月にかけてUCLAに滞在し、上記の研究計画を実行する。さらに、12月はCornel大に滞在し、研究をさらに推進する。研究グループに所属するCornel大学のNicolas Bottan准教授も訪日し、研究を推進する。 日本側の若手研究者2名については、稲葉は調査票の作成に貢献する。菅澤はデータ解析が専門であるため、データを入手次第活動を開始する。
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