| Project/Area Number |
24KK0040
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| Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (International Collaborative Research)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Medium-sized Section 8:Sociology and related fields
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| Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
中村 考志 京都府立大学, 農学食科学部, 教授 (90285247)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 繁久 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (30211808)
中村 貴子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305564)
佐々木 梓沙 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助手 (90761966)
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| Project Period (FY) |
2024-09-09 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥20,670,000 (Direct Cost: ¥15,900,000、Indirect Cost: ¥4,770,000)
Fiscal Year 2028: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2027: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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| Keywords | 薬用食材 / 薄荷 / 少数民族 / 植生分布 / 伝統食材 / 農業経営 |
| Outline of Research at the Start |
世界には近代化に伴って消滅しつつある伝統的食文化があり,それを保護継承したくてもその意義が見いだされないために消滅してしまう事例があります.本研究はベトナムの伝統食材に薬食同源の意義を見いだすとともに,その活用と普及による世界の伝統食材の保護と伝統的食文化の継承につなげる概念を事例とともに提示するために,タイとベトナムの研究者と国際共同研究をおこないます.
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| Outline of Annual Research Achievements |
1.がん治療効果が高い薬用薄荷の原種を同定する東南アジアフィールド調査 薬効成分であるピペリテノンオキシドの含有量が高い薬用薄荷を探索するためのフィールド調査候補地を選定した.タイのMahidol大学薬学部を訪問(2024年10月と2025年3月)し,海外研究協力者のChomnawang Mullika准教授らと対面で協議し,第一期フィールド調査候補地(ベトナム北西部)と第二期フィールド調査候補地(タイ南部)を選定した.
2.農家収益が高い薬用薄荷の特定と普及から保護継承につなげる農業経営学調査 薬用薄荷の現地農家からの聞き取り調査(種子保存状況・栽培履歴・育種特性・品種特性・利用方法)から得た生産性情報(収穫日数・収穫量・易栽培性)を考慮した生産流通コスト計算から採算的生産可能性を判断し,市場普及したときに生産者の収益が得られて持続可能な供給ができる最優良品種を特定することを目的としている.今年度は薬用薄荷の需要の見込みについて推定するために,ハーブの世界の市場規模を調査した.最も輸入が多いアジアで世界の45%を占め,次いで欧州が28%を占め,欧州では有機スパイスの人気が高まっていることがわかった.このため有機栽培したベトナムの薬用薄荷の需要をアジア各国への輸出と欧州に見出すことが本研究目的を達成するための一方法として重要であると考えられる.
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
がん治療効果が高い薬用薄荷の原種を同定する東南アジアフィールド調査の初期候補地の選定が完了したことと,農家収益が高い薬用薄荷の普及から保護継承につなげる方向のひとつを見いだすことができたため.
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| Strategy for Future Research Activity |
1.がん治療効果が高い薬用薄荷の原種を同定する東南アジアフィールド調査 薬効成分であるピペリテノンオキシドの含有量が高い薬用薄荷を探索するためのフィールド調査を開始する.第一期フィールド調査(ベトナム北西部)を2025年度上半期に,第二期フィールド調査(タイ南部)を2025年度下半期におこなう予定である.薬用薄荷の判定方法として現地で安全に迅速に用いることができる手法も開発し,調査効率を高めながら調査を進める.
2.薬用薄荷の分布域と有食習慣地域にがん罹患率が低いことを見いだす疫学調査 海外研究協力者のLe Thi Huong教授と少数民族居住地別の保健統計情報書のデータ解析対象の範囲についてHanoi医科大学を訪問して協議する.薬用薄荷の食習慣のある少数民族または地域のがん罹患率について地域相関研究をおこなうことを計画しているが,ベトナ開示可能な情報の範囲に基づいて,少数民族ごとの臓器別・年齢別がん罹患率と死亡率をプロットした居住地マップの作成の可能性の有無を明らかにし,研究目的達成のために適宜代替案も協議する.
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